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Fab city コンソーシアム 第8回 2014.12.11
12月11日に第8回Fab cityコンソーシアムが開催された。プロジェクトの進捗報告が行われ、後半は、モビリティを活用したFAB社会のサービス設計ワークショップが行われた。
プロジェクト進捗
横浜市の旭区と緑区の地図データを3Dで読み込み彫刻したものに、航空写真をプロジェクションマッピングした。今後は投影データの改良や大きいエリアの切削など、調整を加えていく。
サービスデザインワークショップ
これまでコンソーシアム内で議論されて来た話をベースにして、FAB社会で想定されるサービスの設計を行った。年度末に向け得てシナリオを動画にしまとめていく。
サービスをデザインするに当たって、今回はビジネス折り紙を使用した。ビジネス折り紙を使用することで目に見えないサービスが可視化され、タッチポイントやサービスの流れ、裏方の構成員などを明らかにし、タンジブルにサービスを設計することが出来るようになる。
今回使用したビジネス折り紙のAiデータはダウンロード可能なので、ペーパーカッターで切り出して使用することが可能です。
ビジネス折り紙のサービスデザインワークショップから3つのサービスシナリオが出てきた。
1つ目のサービスは、アクティブシニアなどの都市の生活者が道路などの社会インフラを自ら修繕することが出来るような社会を可能にする。道に空いた穴をスキャンし、穴を埋めるものを近くにあるコンビニの3Dプリンタで出力して自分で埋めに行く。
2つ目のサービスは、ドローンと3Dプリンタを組み合わせて過疎地の高齢者を手助けをする。病院が遠いことや、買い物に行けないなどの問題をドローンがやって来て必要な物を3Dプリントすることで解決する。
3つ目のサービスは、目に見えない物を触れるようにすることで新しい形のコミュニケーションを可能にする。亡くなったお婆さんのパーソナルデータや思い出を、プロジェクションマッピングすることで触れるようにする。
今回出た3つのサービス案を次回までに洗練させ、サービスブループリントと8コマ漫画をつくり、サービスの流れをより具体的にしていく。そして映像化に向けて細部を詰めていく。
ビジネス折り紙 Aiデータ