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Fab city コンソーシアム 第9回 2015.01.15
1月15日に第9回Fab Cityコンソーシアムが開催された。冒頭に田中先生から台湾のFABに関する現状の報告と企業の方々によるプロジェクトの進捗報告が行われた。その後、サービスデザインワークショップの2回目が開催され、前回のワークショップで発案された内容をまとめて製作したサーピスブループリントと8コマ漫画のシナリオをブラッシュアップした。
台湾でのFABに関する動向と企業報告
先日、田中先生が台湾で開催されたシンポジウムでビッグデータ、IoT、3Dプリンタ、メディアアートの4つのキーワードがどのように繋がりどのような価値が生まれるかについて講演を行った。また、台湾にある3Dプリンターを製作しているXYZプリンティングという会社と共同研究の話も進めている。台湾は面積が狭く人口も少ない国のため、国内市場より国際市場を重視する。国際市場で販売していくために台湾では領域を横断した様々な掛け合わせが検討され、クロスオーバーな交流が盛んに行なわれている。
微地形模型ワークショップの進捗は今回、900mm区画の模型を製作した。UnityやJavascliptなどをどのように掛け合わせるかは検討途中であるが、高齢化が進んでいる区域を含む旭区全体を入れた模型を制作を進めている。
サービスデザインワークショップ
前回のワークショップで作成した2つのサービスシナリオをまとめたサービスブループリントと8コマ漫画をもとに、それらのシナリオを「洗練させるグループ」と、「さらに発展させるグループ」に分けて再制作した。
シナリオ1
ドローンと3Dプリンタを組み合わせることで、過疎地域における医療サービスの提供や地域のコミュニティを繋ぐ役割を果たして行く。
シナリオ2
3Dプリンターを搭載したドローンが山岳救助隊でも助けに行けないような場所に飛んで行く。そして、その場でギプスを出力し、道案内をしながら下山の手伝いをする緊急医療用のサービス。
シナリオ3
道にある穴やくぼみを3Dスキャナでデータ化し、3Dプリンタで出力したもので穴を塞ぐサービス。生活者が都市インフラに介入することが出来るようになると同時に、一連のサービスが人々を繋ぐ役割を果たしている。
シナリオ4
道にある穴やくぼみを3Dプリンターで同じ形にプリントして塞ぐという内容。穴を埋める際にセンサーを組み込んで道を補修すると、サービスの普及に伴って複数のセンサーが人や車の位置情報を感知して安全な街をつくることができる。
今回の4つのシナリオを次回までに動画にまとめ、サービスのビデオプロトタイピングを行う。