METRONOME CHAIR
"Metronome Chair"
There are no side swing rocking chair ever. So, I made this chair for myself. You can enjoy slow music or waltz with it.For little boys and girls, every edge of this chair is rounder shape. Everyone can enjoy this safely.
Maker's Portfolio
受動的消費者から能動的生活者への変化過程
Q : どんな"X"を作ろうとしたのか?
A : ただの椅子では面白くないと考え、「横揺れロッキングチェア」の様に、既存のカテゴライズが不可能なものを作ろうと思った。
Q : コンセプトは?
A : 横向きロッキングチェアというカテゴリレスな家具。そしてメトロノームの形をモチーフとした。
Q : デザインプロセス
A : ピアノ椅子の模写・模型づくりから、ロッキングチェアへの変化。
Q : 工夫したポイントは?
A : 携帯電話やメモ帳などの私物をなくしがちなので、収納が一体化した構造が欲しかった。そこで座面の下にもう一枚層を設け、留め具や脚で貫いて固定することにした。
Q : 工夫したポイントをどのように設計したか?
A : 今回の制作は、コンセプトありきで実装したというよりも、模型作りを繰り返す中でエピソードやコンセプトを盛り込んだ。
Q : "X"が使われる想定シーンは?
A : 音楽の聴き方には大きく分けて縦揺れと横揺れの二つがある。ワルツやテンポの遅い曲の場合、横揺れしながら視聴する事でよりその音楽を味わう事が出来る。そうした楽しみ方を目指しこのロッキングチェアを制作した。
Q : プロトタイプからどのような発見を得たか?また、その発見からどのような変更を行ったか?
A : 通常の椅子作りから、途中面白みを加えようと横向きのロッキングチェア完成を目指す。
プロトタイプを良く観察する事で、データ上では分かりづらい部分や、強度に問題がある箇所など沢山の問題点を発見した。
Q : "X"を作ってみて新たに発見したことは?
A : 市場で大量生産されている椅子は実に良く出来ている。体に触れる背もたれや肘掛けなど、体の丸みや曲線にそったデザインで、これを自分で作るのは大変な事。
Q : 次に何かを作るなら何を作りたいか?
A : 今回はカテゴリレスな椅子作りをしたが、次回は一般的な椅子で自分の体の大きさにジャストフィットするものを作りたい。
Q : 次に何かを作る際に気を付けようと思うことは?
A : ソフトウェアを十分に使いこなせていなかったので、様々な創作・デザイン方法を覚えたい。
質問 : 岡村製作所
Masato Yoshida