Metronome Chair

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（1）受動的消費者から能動的生活者への変化


＞なぜそれを欲したのか、作ろうと思ったのか

ただの椅子では面白くないと考え、「横揺れロッキングチェア」の様に、既存のカテゴライズが不可能なものを作ろうと思った。

＞作ってみて新たに発見したことは何か

市場で大量生産されている椅子は実に良く出来ている。体に触れる背もたれや肘掛けなど、体の丸みや曲線にそったデザインで、これを自分で作るのは大変な事。

＞次に作るなら何を作りたいと思ったか

今回はカテゴリレスな椅子作りをしたが、次回は一般的な椅子で自分の体の大きさにジャストフィットするものを作りたい。

＞次に作る際に気をつけようと思うことは何か

ソフトウェアを十分に使いこなせていなかったので、様々な創作・デザイン方法を覚えたい。

（2）制作物のポートフォリオ


＞デザインプロセス　プロトタイプからどのような発見を得て、どのような変更を試案したか

通常の椅子作りから、途中面白みを加えようと横向きのロッキングチェア完成を目指す。
プロトタイプを良く観察する事で、データ上では分かりづらい部分や、強度に問題がある箇所など沢山の問題点を発見した。

＞制作物のコンセプトは

横向きロッキングチェアというカテゴリレスな家具。そしてメトロノームの形をモチーフとした。

＞ユースイメージ

音楽の聴き方には大きく分けて縦揺れと横揺れの二つがある。ワルツやテンポの遅い曲の場合、横揺れしながら視聴する事でよりその音楽を味わう事が出来る。そうした楽しみ方を目指しこのロッキングチェアを制作した。

＞その論理をどのように構造や意匠に昇華させたのか

今回の制作は、コンセプトありきで実装したというよりも、模型作りを繰り返す中でエピソードやコンセプトを盛り込んだ。

＞プロトタイピングフロー

ピアノ椅子の模写・模型づくりから、ロッキングチェアへの変化。

＞プロトタイプモデルの紹介